三木市議会 > 2022-09-14 >
09月14日-04号

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  1. 三木市議会 2022-09-14
    09月14日-04号


    取得元: 三木市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-04
    令和 4年第372回 9月定例会市議会会議録第1124号            第372回三木市議会定例会会議録(第4日)                令和4年9月14日(水曜)                午前10時0分   開 議            ───────────────────── △議事日程  令和4年9月14日(水曜)午前10時0分開議第1 会議録署名議員の指名第2 第44号議案 三木市太陽光発電施設の設置に関する条例の制定について第3 第45号議案 職員の勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例の制定について第4 第46号議案 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について第5 第47号議案 三木市税条例及び三木市税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について第6 第48号議案 三木市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について第7 第49号議案 令和4年度三木市一般会計補正予算(第6号)第8 第50号議案 令和4年度三木市介護保険特別会計補正予算(第2号)第9 第51号議案 令和4年度三木市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)第10 第52号議案 令和4年度三木市学校給食事業特別会計補正予算(第2号)第11 第53号議案 令和3年度三木市一般会計歳入歳出決算の認定について第12 第54号議案 令和3年度三木市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について第13 第55号議案 令和3年度三木市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について第14 第56号議案 令和3年度三木市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について第15 第57号議案 令和3年度三木市学校給食事業特別会計歳入歳出決算の認定について第16 第58号議案 令和3年度三木市水道事業会計決算の認定について第17 第59号議案 令和3年度三木市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について            ───────────────────── △本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 第44号議案 三木市太陽光発電施設の設置に関する条例の制定について日程第3 第45号議案 職員の勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第4 第46号議案 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第5 第47号議案 三木市税条例及び三木市税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について日程第6 第48号議案 三木市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について日程第7 第49号議案 令和4年度三木市一般会計補正予算(第6号)日程第8 第50号議案 令和4年度三木市介護保険特別会計補正予算(第2号)日程第9 第51号議案 令和4年度三木市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)日程第10 第52号議案 令和4年度三木市学校給食事業特別会計補正予算(第2号)日程第11 第53号議案 令和3年度三木市一般会計歳入歳出決算の認定について日程第12 第54号議案 令和3年度三木市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について日程第13 第55号議案 令和3年度三木市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について日程第14 第56号議案 令和3年度三木市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第15 第57号議案 令和3年度三木市学校給食事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第16 第58号議案 令和3年度三木市水道事業会計決算の認定について日程第17 第59号議案 令和3年度三木市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について            ───────────────────── △出席議員(15名)      12番  板 東 聖 悟           13番  大 眉   均     15番  大 西 秀 樹           16番  新 井 謙 次     17番  古 田 寛 明           18番  草 間   透     19番  泉   雄 太           22番  内 藤 博 史     23番  松 原 久美子           24番  堀   元 子     25番  岸 本 和 也           26番  藤 本 幸 作     27番  中 尾 司 郎           28番  初 田   稔     29番  穂 積 豊 彦            ───────────────────── △欠席議員(なし)             ───────────────────── △欠員(1名)             ───────────────────── △説明のため出席した者    市長       仲 田 一 彦       副市長      大 西 浩 志   副市長      合 田   仁       総合政策部長   山 本 佳 史   総務部長     石 田   寛       市民生活部長   安 福 昇 治   健康福祉部長   井 上 典 子       産業振興部長   赤 松 宏 朗   都市整備部長   友 定   久       上下水道部長   錦     昇   消防長      林   一 成       教育長      大 北 由 美   教育総務部長   本 岡 忠 明       教育振興部長   横 田 浩 一            ───────────────────── △事務局職員出席者    事務局長     石 田 英 之       議事調査係長   濱 田 辰 弥               ──────◇◇────── △開議 ○議長(堀元子) 皆さん、おはようございます。 これより本日の会議を開きます。               ──────◇◇────── △諸般の報告 ○議長(堀元子) 日程に入るに先立ち、諸般の報告を事務局長から御報告いたします。 〔事務局長石田英之登壇〕 ◎事務局長(石田英之) 御報告いたします。 現在の出席議員は15名であります。 次に、本日の議事日程表は既にお手元に配付いたしましたとおりでございます。 報告事項は以上でございます。               ──────◇◇────── △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(堀元子) これより日程に入ります。 日程の第1は、会議録署名議員の指名であります。 会議録署名議員は、会議規則第86条の規定により、議長から指名いたします。    15番  大 西 秀 樹 議員    23番  松 原 久美子 議員 以上、2名にお願いいたします。               ──────◇◇────── △日程第2 第44号議案 三木市太陽光発電施設の設置に関する条例の制定について から 日程第17 第59号議案 令和3年度三木市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について まで ○議長(堀元子) 次に、日程第2、第44号議案、三木市太陽光発電施設の設置に関する条例の制定についてから、日程第17、第59号議案、令和3年度三木市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてまで、以上16件を一括して議題といたします。 これより質疑及び一般質問に入ります。 通告により、順次発言を許します。 12番、板東聖悟議員。 ◆12番(板東聖悟議員) 議長、12番。 ○議長(堀元子) 板東議員。 〔12番板東聖悟議員登壇〕 ◆12番(板東聖悟議員) おはようございます。日本共産党の板東聖悟です。 質疑及び一般質問を行います。 昨日までに同僚議員の同様の質問に対する答弁があったものは一部割愛して質問させていただきますので、御了承ください。 初めに、質疑で第48号議案、三木市都市公園条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 この条例は、スケートボードパークをこれまで無料施設であったものを有料施設として指定管理者に管理させようとするものであります。そのことに伴って休場日を設定しようとしております。今回の条例改正が利用者にとってより使いやすいスケートボードパークとならなければなりません。 1点目の利用料年間2,000円の根拠についてですが、松原議員に対する答弁では県内施設の料金が1回300円の施設があり、それを参考に2,000円に設定したということですが、1回300円がなぜ年間2,000円の設定になるのかという説明が不足していると思われますので、再度答弁を求めます。 2点目の木曜日を休場日とする理由については、岸本議員の質問に対する答弁で指定管理者が管理する三木山総合公園が木曜日を休園としてるからという答弁でありましたので、質問を割愛いたします。 3点目に、5歳未満の使用料についてお尋ねいたします。 ほかの公園施設には、管理者が基本常駐しています。しかし、このスケートボードパークには常駐しておりません。 4点目に、指定管理者の管理範囲についてお尋ねいたします。 5点目の使用料の未払い利用者とヘルメット未使用利用者の把握と対策についてですが、松原議員の質問に対してスピーカーと連動した監視カメラを1台設置する予定とのことでした。1回目の質問は割愛いたします。 一般質問に移ります。 1番目に、スケートボードパークについて質問いたします。 三木市は、全国的にも早い段階で公共のスケートボードパークの建設がなされました。この間、オリンピック正式種目になり、日本選手の活躍もあり、スケートボードパーク施設が各地で運営されるようになりました。そのような中で、これからは選ばれるスケートボードパークへと変わらなければなりません。スケーターの人口はこの間増えていると思われますが、利用者はどのようになっているのか気になるところであります。 また、今回利用者待望の未整備部分のリニューアルが行われることになりました。しかし、既存部分についても改修を求める声もあるようであります。 1点目のスケートボードパークが建設された経過については、新井議員の質問に対する答弁で平成15年に施設整備の要望書は約1,200名の署名が提出されることがきっかけで平成16年度に約1,000平米の整備を行い、平成17年4月に開設されたということでした。このことについては質問を割愛いたします。 2点目に、現在の利用状況についてですが、登録者数と市内、市外の状況について、年間利用者数についてお尋ねいたします。 3点目に、近隣市町のスケートボードパークの立地状況についてお尋ねいたします。 4点目に、これまでのスケートボードパークの改修状況と今後の方針についてお尋ねいたします。 一般質問の2番目に、中央公民館等複合施設基本構想について質問いたします。 1点目に、防災備蓄倉庫の機能を設置しようとしておりますが、地理的な問題はないのかお尋ねいたします。 2点目に、駐車場台数約100台は複合施設としての十分なスペースと考えておられるのかお尋ねいたします。 3点目に、三木市全体における中央公民館の役割についてお尋ねいたします。 4点目に、三木地区の公民館としての役割として、他の公民館と比べて範囲が広過ぎないかと考えますが、当局の見解を求めます。 一般質問の3番目に、生徒指導提要について質問いたします。 文部科学省の有識者会議は、8月26日、小学校から高等学校までの生徒指導の基本文書、生徒指導提要の改訂(案)を大筋で了承しました。現行の提要が校則や学校の規律に関して子どもの尊厳や人権に全く触れていないのに対し、改訂案は子どもの権利条約を紹介し、児童生徒の基本的人権に十分配慮するよう求めています。 ツーブロックなど特定の髪型の禁止、下着の色まで指定した検査など校則が社会問題となる中、生徒指導提要の見直し作業に注目が集まっておりました。 1点目に、生徒指導提要とは何なのかお尋ねいたします。 2点目に、今回の改訂では校則についてホームページ等での公開、制定背景の明示、見直す場合の手続や過程を示すことが求められると思いますが、見直しがなされた詳しい内容についてお尋ねいたします。 3点目に、生徒指導提要の変更に伴う三木市教育委員会の対応についてお尋ねいたします。 一般質問の4番目に、三木市内のナラ枯れについてお尋ねいたします。 昨年12月の議会に、ナラ枯れに関する質疑を行いました。その後、三木市内でも夏なのに枯れている樹木を見る機会が多くなったように思います。また、12月議会の答弁で、被害状況や市独自の施策の検討について答弁をいただいております。 1点目に、12月以降の三木市内のナラ枯れ被害の広がりについてお尋ねいたします。 2点目に、倒木などの被害を未然に防止する市独自の施策の検討についてお尋ねいたします。 以上、1回目の質問とします。 〔都市整備部長友定久登壇
    ◎都市整備部長(友定久) 私からは、質疑の1つ目、第48号議案、三木市都市公園条例の一部を改正する条例の制定についての質問3点と、一般質問の1つ目、三木スケートボードパークについての質問3点にお答えします。 まず、質疑の1つ目、使用料を1人1年2,000円とした根拠について、併せて2つ目、5歳未満の使用料についてお答えします。 兵庫県の近隣市町の公共のスケートボードパークの状況の確認と併せて、三木スケートボードパークの減価償却費を含めた年間維持管理経費見込みを基に使用料を利用者に負担していただく場合の試算も行っております。その結果は、市内の方が御利用される場合は1人につき年額3,000円、市外の方が利用される場合は1人につき年額4,500円となりました。 しかしながら、当施設は現在無料であり、激変緩和を考慮する必要があることや、誰でも気軽に利用できる施設として市民のコミュニケーションの場や市内外の住民の交流の場などの効果が期待できること、さらに近年の利用登録者は子どもさんの割合が増えていることを重視しまして、試算結果の3分の2として市内の方が御利用される場合は1人につき年額2,000円、市外の方が利用される場合は1人につき年額3,000円といたしました。 次に、5歳未満の子どもさんを含む中学生以下の子どもさんの使用料につきましても、先ほど説明させていただきましたとおり、御利用していただきやすい料金設定であると考えておりますので、当パークの維持管理費に必要な経費の一部を利用者に御負担いただくためにも、使用料はいただく必要があると考えております。なお、ボードを使用されない付添いで来られる保護者の方は無料と考えております。 続きまして、質疑の3つ目、指定管理者の管理範囲についてお答えします。 三木スケートボードパークにおける指定管理者の業務内容につきましては、開園、閉園時の施錠管理、清掃、施設点検、除草作業や三木山総合公園において、案内、受付、使用料の徴収などとなります。 続きまして、一般質問の1つ目、利用状況についての質問にお答えします。 登録者数の状況につきましては、令和2年度は241人で市内登録者は18人、市外登録者は223人です。令和3年度は415人で市内登録者は36人、市外登録者は379人でした。令和3年度は東京オリンピックの影響もあり、令和2年度と比べると登録者数は174人増加しています。市内登録者と市外登録者の割合は年度によって多少のばらつきはありますが、近年の市内登録者は全体の1割程度となっています。 利用者数については、正確な数を把握することはできませんが、土日、祭日などは20人程度御利用いただいています。しかしながら、平日は利用者が少ない状況です。 続きまして、一般質問の2つ目、近隣市町の状況についてお答えします。 兵庫県内のスケートボードパークにつきましては、公共のスケートボードパークインラインスケート場を含め10施設あります。民間が8施設ございます。 また、近年のスケートボードブームにより、加古川市の日岡山公園や加東市の県立播磨中央公園で新たにスケートボードパークが整備されると聞いております。 続きまして、一般質問3つ目、改修状況と今後の方針についてお答えします。 これまでの改修状況につきましては、必要に応じてコンクリートの継ぎ目等の修繕工事を行うとともに、平成20年度に日よけを設置し、平成28年度には新たなセクション、マウンドの追加工事を実施しました。 整備につきましては、今年度行うリニューアル工事で一定整うと考えております。今後は改修、修繕が中心になると考えておりまして、既存の施設は整備後17年ほどたっていることからコンクリートの表面にも劣化が見られますので、安全で快適に当パークを利用していただくために、滑走面の改修を計画的に行っていきたいと考えております。 また、アスファルト舗装部分についても、計画的にコンクリート舗装に変更してまいりたいと考えております。 以上、答弁といたします。 〔教育総務部長本岡忠明登壇〕 ◎教育総務部長(本岡忠明) それでは、私からは、一般質問の質問番号2、中央公民館等複合施設基本構想についての4点の御質問にお答えさせていただきます。 まず、1点目の防災備蓄倉庫の機能を設置しようとしているが、地理的問題はないのかについてお答えさせていただきます。 現中央公民館については、美嚢川の浸水想定区域内にあることから、水害時は避難所として指定しておりません。しかしながら、地震発生時の避難所に指定していることや、水害時におきましても河川水位が低くなったときには避難所として活用できることに加え、三木市では防災備蓄品は分散して備蓄するようにしていることから、浸水想定区域内であっても防災備蓄倉庫の設置は必要と考えております。 なお、現中央公民館の場所は3メートルまでの浸水が想定される区域であることから、防災備蓄倉庫は浸水想定外の2階以上に設置する計画で進めてまいります。 次に、2点目です。 駐車台数約100台分は複合施設として十分なスペースなのかについてお答えさせていただきます。 駐車台数については、6月議会においても答弁しましたとおり、公共交通機関をできる限り利用していただくことを考えており、平常時において約100台で足りるものと試算しております。 その根拠としましては、統合予定の各施設における1日当たりの利用者数の平均値や施設の開館時間などから試算したところ、1時間当たりの利用者数は約35人となっております。施設滞在時間を3時間と想定した場合、平常時の最大利用者数は約100人となります。1人1台で来られましても、駐車台数は約100台で問題ないと判断しているところです。 なお、イベント時などについては、これまでどおり近隣の小学校などを臨時的な駐車場として御利用いただき、利用者に大きな御不便をおかけすることがないよう柔軟に対応してまいります。 次に、3点目の三木市全体における中央公民館の役割についてお答えさせていただきます。 中央公民館は、三木市内公民館の中心的な役割を担っている公民館ではなく、三木地区住民のための社会教育の推進や地域コミュニティの振興、地域まちづくりの推進拠点として設置しているものであり、ほかの市立公民館と同じ役割を担っているところです。 次に、4点目の三木地区の公民館の役割として、ほかの公民館と比べて範囲が広過ぎないかについてお答えさせていただきます。 三木地区内には、伝統的な建築物や行事などが残っており、それらが継承されてきたことにより文化や歴史の形成につながっているものと思われます。三木地区は、これらのつながりとスケールメリットを生かした独自のまちづくりがなされていると認識しております。今後、ほかの地区と同様、地区が抱える問題については区長協議会や市民協議会と公民館で共有しながら、その解決に向けた取組を進めてまいりたいと考えています。 以上、答弁とさせていただきます。 〔教育振興部長横田浩一登壇〕 ◎教育振興部長(横田浩一) それでは、私からは、一般質問の3つ目、生徒指導提要の改訂についての御質問にお答えをいたします。 まず、1点目でございますが、生徒指導提要とは何かについてお答えをいたします。 生徒指導提要とは、文部科学省が作成しました生徒指導に関する学校、教職員向けの基本書でございます。小学校段階から高等学校段階までの生徒指導の理論や考え方、実際の指導方法などを時代の変化に即して網羅的にまとめられているものでございます。 これにつきましては、平成22年に作成されて以来、このたび12年ぶりに改訂をされることになります。その背景といたしましては、近年いじめの重大事態や暴力行為の発生件数、不登校児童生徒数、児童生徒の自殺者数の増加など課題が深刻化していることがあります。また、いじめ防止対策推進法や義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律等が施行されるなど今日的な状況を踏まえ、生徒指導の概念、取組の方向性等を再整備する必要があったためでございます。 次に、2点目の校則について大きな見直しがされた詳しい内容、特に校則のホームページ等での公開、校則を制定した背景の明示、校則を見直す場合についての手続について、その詳しい内容についてお答えをいたします。 生徒指導提要(案)におきましては、校則について、ふだんから学校内外の人が参照できるように学校のホームページに公開すること、校則を制定した背景についても示しておくことが適切であることが加えられました。 また、校則の運用といたしまして、校則に基づく指導を行うに当たっては校則を守らせることにばかりこだわるのではなく、何のために設けた決まりであるのか、教職員がその背景や理由について理解しつつ、児童生徒も自分事としてその意味を理解して自主的に校則を守るように指導していくことが重要であるとされております。 また、校則の見直しにつきましては、より具体的な取組例が加えられており、児童生徒や保護者から意見を聞くこと、校則見直しの変更プロセスを明示化することが望ましいとされております。 校則を制定してから一定の期間が経過し、学校や地域の状況、社会の変化を踏まえて、校則の意義を適切に説明できないようなものについては、改めて学校の教育目的に照らして適切な内容か、現状に合う内容に変更する必要はないのか、また、本当に必要なものか、絶えず見直す必要があるとも書かれております。 さらに、校則により、教育的意義に照らしても不要に行動が制限されるなど、影響を受けている児童生徒がいないかなどについて検証、見直しを図ることも示されております。 校則につきましては、児童生徒や保護者等の学校関係者からの意見を聴取した上で定めていくことが望ましいとされており、見直しに当たっては毎年度の生徒会や保護者会といった機会において校則について確認したり、議論したりする機会を設けるなど、絶えず積極的に見直しを行っていくことが必要であると書かれております。 見直す際に児童生徒が主体的に参加することは、学校のルールを無批判的に受け入れるのではなく、児童生徒自身がその根拠や影響を考え、身近な課題を自ら解決するといった教育的意義を有するものとなると考えられております。そのため、校則を策定したり、見直したりする必要がある場合にどのような手続を踏むべきか、その過程について示しておくことが望ましいと考えられております。 次に、3点目、今後の市としての対応についてお答えいたします。 今後、本市におきましては、改訂される生徒指導提要の内容を踏まえまして学校の教育活動全体を通じ、学習指導と関連づけながら生徒指導の一層の充実を図ってまいりたいと考えております。 特に、校則につきましては、児童生徒が校則を自分のものとして捉え自主的に守ることができるよう、児童生徒の意思決定と合意形成を基盤としました校則の見直しを積極的に各学校で行ってまいりたいというふうに考えてございます。 以上で私の答弁とさせていただきます。 〔産業振興部長赤松宏朗登壇〕 ◎産業振興部長(赤松宏朗) 私からは、三木市内のナラ枯れについてお答えをさせていただきます。 2点お伺いをしております。 まず、1点目ですが、昨年12月以降の三木市内のナラ枯れ被害の広がりについてお答えをさせていただきます。 ナラ枯れはカシノナガキクイムシが媒介するナラ菌によって木が枯死する伝染病でございます。三木市内では、令和2年頃から発生が見られるようになり、今年もカシノナガキクイムシが木から飛散し、新しい木に影響をもたらす7月以降に被害が広がっていることは目視で確認をしております。市内での正確な被害量は把握できておりませんが、兵庫県の担当者によります市内巡回の感覚でも、市の中央部から西部にかけて被害が広がっているという情報を得ております。 兵庫県では、これまで被害先端地市町を指定いたしまして、発生初期段階の拡大防止対策を実施されていましたが、全県に被害が拡大した現状を踏まえまして、すべての市町を対象に人家周辺等で人的な二次被害の危険性の高い被害木について伐倒駆除の対策を実施されております。 続きまして、2点目、倒木などの被害を未然に防止する市独自施策の検討についてお答えをさせていただきます。 昨年9月に市内の状況を確認しましたときには、山の中腹から山頂にかけての発生や人通りのほとんどない場所での発生が大半でございました。しかしながら、今年度に入りまして、図書館裏での発生や建物付近での発生が見られるようになっております。 三木市所有地、道路など官公庁等が所有する場所で発生した危険木の対応については、所管の官公庁が行うこととなります。また、市民の方が所有されております私有林は土地所有者に対応していただくことになりますが、人的な二次被害を及ぼす可能性のある危険木の対応については市において対応が必要な場合もあると考えております。 被害は県内全域に広がっているため、危険木の対応をする場合は県とも連携をしつつ、利用可能な国や県の補助制度を利用し対応してまいりたいと考えてございます。なお、その際の財源につきましては、森林環境譲与税の活用を検討してまいります。 以上、答弁とさせていただきます。 ◆12番(板東聖悟議員) 議長。 ○議長(堀元子) 板東議員。 ◆12番(板東聖悟議員) それでは、2回目の質問を行っていきたいというように思います。 まず、質疑の三木市都市公園条例一部を改正する条例の制定についてでありますけども、5歳未満の使用料についてということで質問をさせていただきました。 利用しやすい設定だということでありましたけども、市内の方で2,000円、市外の利用者の方で3,000円というのは少し5歳未満に対しては高いのではないか、問題があるのではないかというように思っております。社会一般的に見ても、電車やバスなどの利用の際にも5歳児未満というのは無料になっているというように思います。また、三木市の屋内プール場の使用料、これについても幼稚園以下は無料という形で書かれております。 そういう中で、なぜスケートボードパークは社会の例外となるのかということになるかと思うんですけども、その点についてはどのように考えておられますでしょうか。 〔都市整備部長友定久登壇〕 ◎都市整備部長(友定久) 5歳未満の使用料についてということでさらに御質問でありますけれども、答弁のほうでも申しましたように、5歳未満の方についてもパークを占有して利用いただくというところで、一定の維持管理経費等を負担いただくというところで適正ではないかと市のほうでは考えているという状況になります。 その取扱いについては、今後、プールのこともお話にありましたが、現在のところについては申し訳ございません、まず当局の考えとしては利用料を頂くということで考えております。 以上、答弁といたします。 ◆12番(板東聖悟議員) 議長。 ○議長(堀元子) 板東議員。 ◆12番(板東聖悟議員) 三木山総合公園に当たっても、ほかでも公園利用者にとっては当然無料ということで今使用していただいてると思います。それは何でかって言うと、やはり小さなお子さんたちが利用しやすいように、そういう方々にたくさん来てもらえるようにというのが趣旨ではないかというように思います。 スケートボードパークについても、そこはやはり同じように考えるべきではないか。もちろん、そこでの使用料において維持管理の足しにするっていう考え方はよく理解するんですけども、そこに5歳未満というところまでするというのはちょっと行き過ぎではないかなというように思うわけであります。 では、次ですけども、指定管理者の管理範囲というところで、1度目は質問は行わなかったわけですけども、監視カメラを設置するんだということでありました。スケートボードパーク場には入り口は実際には1つなんですけども結構広い道に面しておりまして、柵を越えればすぐ入ってこれるという状況もあります。 もし、昨日までの話でいうと、入場時に手元でその確認ができるようにというようなことも踏まえたカメラの設置だというように理解したんですけども、それであると全体のところでほかの利用者が、ほかの柵から入ってこられたりとか、そういう方の管理っていうのはできないんじゃないかというように思うんですけども、カメラの台数、あるいはそのあたりのほかの入り口以外の管理方法というのは何か考えておられるのでしょうか。 〔都市整備部長友定久登壇〕 ◎都市整備部長(友定久) カメラについては、現在1台の設置を考えております。ズームであったり、引いた形での映像を捉えるような、そういう機能は有しております。 また、昨日来説明させていただいてますように巡回による管理のほうも考えておりまして、その状況でまた、利用料等を払っておられないような方についてはお声がけをさせてもらいながら管理していきたいと考えております。 以上、答弁といたします。 ◆12番(板東聖悟議員) 議長。 ○議長(堀元子) 板東議員。 ◆12番(板東聖悟議員) ありがとうございます。 カメラについては1台であるということと、巡回管理も行うんだっていうことでしたけども、実際巡回管理、その頻度にもよるんですけども、頻度を増やせば増やすほど、当然それだけ人件費がかかってくるっていうことになるのかと思います。今の答弁では何回かっていうのは分からなかったわけですけども、そういうことを考えるとカメラの台数を増やすというのも一つの考え方じゃないのかなというように思います。巡回を頻回にするということであれば全然問題ないわけですけども、そうもいかないんじゃないかなというように思いますので、まだそのあたりの検討もお願いしたいなというように思います。 次ですけども、この間、今日も質問をさせてもらったわけですけども、来場者はどれぐらい来てるのという話をさせていただきました。今の段階では、来場者の把握というのはできてないということなのかなというように思うんですけども、管理するということをされる中では、そういう利用者がどれぐらい来られたのかっていうことを把握するということも、一つは大事ではないかというように思います。今後の施策の展開をする上でも大事なところかなというように思うんですけども、今回の監視カメラの管理によって、そのあたりも把握できるんでしょうか。 〔都市整備部長友定久登壇〕 ◎都市整備部長(友定久) 利用者数の把握につきましては、指定管理者のほうに一定利用状況を確認しながら人数等を把握していくよう努めてもらうようお願いしたいと考えております。 ◆12番(板東聖悟議員) 議長。 ○議長(堀元子) 板東議員。 ◆12番(板東聖悟議員) とりあえずは管理していただくということを前提に考えているということでありました。ただ、土日ということになると当然体育館の利用者も多くあった場合には、管理者の負担も大きくなるように思います。 今回、走り出しの当初ですから仕方がないのかなというように思うんですけども、もっと簡単に管理する仕方などないのかなというように私も考えているとこです。そういうシステムを、これがあるというのは私はまだ示せない状況ですけども、ただ今の技術でいうとアプリで管理するっていうのは十分可能ではないか、そんなに高い金額のお金を出さず、市としてももっと安くできる方法っていうのが模索できないのかなというように思っておりますので、また、そのあたりの研究もお願いしたいなというように思います。 続きまして、今回質問するに当たって、市民の方から苦情というか、苦言というか、あまりスケートボードパークの改修に当たってもよく思ってないという方ともお話をさせていただきました。そういう方の声も聞きながらしていかなければならないんじゃないかなと思いまして、あえて質問させていただきますけども、利用者が少ない施設にお金がないと言っているのに投資をするということについて理解できないんだということであります。そのあたりの市としての見解というのをお聞かせ願いたいというように思います。 〔都市整備部長友定久登壇〕 ◎都市整備部長(友定久) 当市パークの整備につきましては、市役所周辺のにぎわいづくりであるとか、スポーツのオリンピックの種目にもなったことを含めまして利用者のほうが増えてきてるという状況を踏まえまして、整備する必要があるというふうに考えております。 以上、答弁といたします。 ◆12番(板東聖悟議員) 議長。 ○議長(堀元子) 板東議員。 ◆12番(板東聖悟議員) スケートボードパークの利用者というのが今後もっと増えていくということも見据えて、改修が必要になるのかなというところかというように思います。私も、その辺りのところで今回の改修についても基本的には必要であるというように理解をしているところであります。 次ですけども、一般質問のスケートボードパークのほうに移らせていただきたいと思います。 このスケートボードパークですけども、建設当時っていうのは、スケーターが様々なまちなかで練習をするっていうところをいろいろと探しておられたというように思います。一般市民からすると騒音の問題であるとか、器物損壊の問題などでトラブルもあったかと思います。そういう中で、スケーターの要望活動があってできたのではないかというように思います。 この間、スケートボードパークがたくさん県内にできているということも分かりました。スケーターに場所を提供していたらいいという時期から選ばれるスケートボードパークにならなければならないと、そういう時期に来ているのかなというように思います。 そういう中で、先ほどの答弁の中でも少しございましたけども、スケーター、実際に利用されている方、あるいはそれ以外のところでお聞きした中で、三木のスケートボードパークのちょっと問題があるところがあるんだということをお聞きしました。それは、スケートボードパークがアスファルトだからよくないというような意見がございました。 私、外から見てみますと、いや、スケートボードパークはコンクリートじゃないの、アスファルトではできてないよねっていうように思ってたんですけども、そういう中であまりその意味が理解できておりませんでした。実際、コースの中を見てみますと、また、利用者の話を聞くと、セクションがあるところはコンクリートで今できておりますけども、通路となっているところにまだアスファルトが残っているということでありました。 そんなにたくさんのところがないんだから、そんな問題があるのかなというように思ってたんですけど、コンクリートの部分からそのアスファルトのところに差しかかると急に摩擦力が増えて減速をするというような問題があって滑りにくいということになっているんだと。あるいは、その場所でこけると、コンクリートの場所よりもアスファルトのところでこけるほうが大けがにつながるということであるようであります。こういうことからいうと、それは確かにそうだなというように私も理解したわけです。 その点、先ほどの答弁からいいますと、今後改修も行うということでありましたけども、早期の改修のほうをまた求めていきたいというように思います。 それで、質問になりますけども、有料になることによって、利用者はある程度有料になることに関しては理解をされているというように私は認識をしております。ただ、それは、そのお金で必要な改修などがされるということが期待されているようであります。先ほども言いましたような改修がなされるんだったらお金を出すのは仕方ないよというようなお声がありました。 しかしながら、使用料だけでこの改修費が賄えるというわけでもないように思うんですけども、それ以外の改修費というのはどのように捻出されようとしているのか、お尋ねしたいと思います。 〔都市整備部長友定久登壇〕 ◎都市整備部長(友定久) 維持管理費をどういうふうに捻出して、もちろん使用料を今回頂くというところで、その使用料により指定管理者のほうで委託しまして、その使用料を活用しながら目地などの修繕はしていただくことになると考えております。また、大きな修繕が必要というときには、新たな財源を確保しまして整備のほうを考えていきたいと考えております。 以上、答弁といたします。 ◆12番(板東聖悟議員) 議長。 ○議長(堀元子) 板東議員。 ◆12番(板東聖悟議員) 今の答弁から推察するに当たり、使用料だけで改修するわけではなくて、それ以外の費用も含めて改修をしていくんだというようなことかと思います。ぜひ、当然厳しい財政の中ですから優先順位も必要ではあるんですけども、金がないから改修できないと、実際に壊れている、また、そういう滑るに当たっての支障を来すようなところについては早期に改修をお願いしたいというように思います。 続きまして、一般質問の2番目の中央公民館の複合施設の件ですけども、2階以上に物を置くから浸水することはないんだというようなことでありました。浸水はしないでしょうけども、それでも1階部分が浸水すれば、公民館そのものの利用がなかなかできなくなるということになると思うんですけども、公民館に備蓄している物をほかの施設に持っていくというようなことっていうのは想定していないということでしょうか。 〔総合政策部長山本佳史登壇〕 ◎総合政策部長(山本佳史) 公民館の備蓄倉庫なんですけれども、市におきましては、備蓄品につきましては分散備蓄ということで市内で大規模な災害が発生した場合は、いわゆる道路の崩壊でありますとか、家屋の倒壊による通行止めなど、あらゆる原因で市役所、消防本部で備蓄している物品を各避難所へ搬送できないことや備蓄倉庫の倒壊により備蓄品が使用できないというようなことが想定されますので、こうした場合に備えまして、避難者への迅速な物品供給及び備蓄品が使用できない場合のリスク軽減を目的に中央公民館を含む公民館等10施設を地域の防災拠点として分散備蓄を既に行っております。ですので、今回の新たな中央公民館等の複合施設におきましても、そのような形で備蓄品を置きたいということで考えておるところでございます。 ◆12番(板東聖悟議員) 議長。 ○議長(堀元子) 板東議員。 ◆12番(板東聖悟議員) ほかの備蓄倉庫についても、必ずしもすべてが使えるということを想定しているわけではなくて、分散することによって使えるところから備蓄を利用するということかなというように思います。その点についてはある程度理解をしましたけども、もともとリスクのあるところに備蓄倉庫を置くという考え方はどうなのかなというようにも思いましたけども、避難所用として地震等のときには避難所として使うということでは、あったほうがいいのかなというようにも思います。そこについてはある程度理解しました。 続きまして、駐車場のところです。 大きなイベントを除いて、平均すると10台を必要とする利用人数ではないという答弁だったのかなというように思うんですけど、平均するとっていうことなんですけども、実際に駐車場がいっぱいになるのは平均では出せないと思うんです。利用者が多いときが幾らあるか、何日ぐらいあるのかっていうことが一番大事であって、100台で大体収まるんだっていうことでしたけども、自分も映画の上映会だとか、講演会だとかということにこの間携わることもあります。そういうときは、100人を超える人を想定したイベントを行っております。それらすべてのイベントは、今後は小学校に置いてくれという指導をされることになるんでしょうか。 〔教育総務部長本岡忠明登壇〕 ◎教育総務部長(本岡忠明) 今度の中央公民館は公共交通の利便のよいところに設置いたしますので、まずは乗り合わせや公共交通機関の利用ということをお願いしたいと思います。その上におきまして、今おっしゃられたようなイベントなどで駐車台数が足りないというときには、小学校などの臨時的な駐車場の御利用をお願いしたいと考えております。 以上、答弁とさせていただきます。 ◆12番(板東聖悟議員) 議長。 ○議長(堀元子) 板東議員。 ◆12番(板東聖悟議員) 公共交通を利用していただくんだっていうことは理解するんですけども、ただ利便性でいうと市民活動センターであれ、中央公民館であれ、今ある場所で利便性は十分高いところかというように思います。そっからさらに高まるのであれば今の理屈は理解しますけども、特に今までの利用者に当然呼びかけをして促進をするんでしょうけども、それまで呼びかけをしてきてないわけでもないと思うんです。そういう意味では、なかなか呼びかけたところで車で来られる方が格段に減るというようにも思わないんですけども、そこは何か秘策があるんでしょうか。 〔教育総務部長本岡忠明登壇〕 ◎教育総務部長(本岡忠明) 今おっしゃられたような乗り合わせの秘策はないのかというような話ですが、ちょっと今のところ、そこは秘策的なものは考えておりませんが、もともと、例えば高齢者大学におきましては、公共交通機関の利便性のよい場所へ移転を希望されている声もございました。そういうことも受けまして、建設予定地を中央公民館敷地という、一番候補地の中では公共交通機関の最寄り駅が近いところを想定しております。 極端には、どう言うんですか、駐車台数は減らないとは思いますが、そういう方もおられますので、今後においては少しずつでも自家用車で来られる方は減ってくるのではないかと推察しております。 以上、答弁とさせていただきます。 ◆12番(板東聖悟議員) 議長。 ○議長(堀元子) 板東議員。 ◆12番(板東聖悟議員) もちろん、公共交通を使っていくっていうのは理解をします。しかし、実際に私が公共交通を利用しろってなった場合に、今の中央公民館のところに行くのに上の丸駅が最寄り駅であります。結局は歩いて行けというようなことであります。基本的には車を使って行くことになるのかなっていうように思うんです。三木地区のほとんどの人はそういう利用の仕方になるんじゃないかなというように思います。 また、三木地区以外の利用者の方についても、実際三木の市役所においてもほとんどの方が車を利用せざるを得ない地形的な問題があるんだっていうことも、これまでの答弁でも公共交通の利用を促す、議員のほうから質問した場合にもそういう答弁があったように、なかなか実際には利用ができないという立地的な問題があるんだっていうこともあるんだと思います。 そういう中で、今イベントがあった場合にはという話になるんですけども、実際始まると学校なり、市民活動センターのほうまで置いてくれというようなお願いをするようになるのかなというように思います。そうなると十分不便な施設になってしまわないかなというように思います。 また、特に自分らが問題にするのは、そうはいってもやはり近いところに置きたいっていう方も多くおられると思います。そういう中で、本当に車をつけなければならないという方も多くおられる。今、高齢者大学という話がありましたけども、イベントをしている以外の利用者の方々、通常であれば置けたところが今日はほかのイベントがされているので置けないっていうことが想定されるわけです。そういうときに、遠くのほうに行ってねっていうような案内をしなくてはならないっていうことは、やはりちょっと問題があるんじゃないかなっていうように思います。この点については問題提起としてさせていただきたいというように思います。 続きまして、中央公民館の役割についてということで質問をさせていただきました。中央公民館は市全体の公民館ではなくて、あくまでも三木地区の公民館であるということでありました。 それであればなおさらなんですけども、私は逆にそういう役割もあるからこそ複合施設ということも受け入れなくてはいけないのかなというように思ってたんですけども、そうではなく三木地区だけの公民館であるっていうことであれば、三木地区だけの公民館と三木市全体の市民活動センターであり、高齢者大学であり、高齢者福祉センターである機能がそこに来るっていう、混在するわけですよね。地域の差のある団体などが混在してくるわけでありますけども、そういうとこに問題は生じないんでしょうか。 〔教育総務部長本岡忠明登壇〕 ◎教育総務部長(本岡忠明) 三木地区の公民館と、それ以外の市の施設を1つに統合した場合に問題がないのかという御質問です。 これにつきましては、私ども、先進地のほうもいろいろ調べさせていただきました。ちょうど熊本県の天草市が人口7万2,000人の都市ですが、そこが地区の公民館と図書館と男女共同参画センターと市民活動センターなどの複合施設となっております。ここでも現状のほうの確認をさせていただいたんですが、地区公民館と全市的な施設が統合されることでこれまでのトラブルはなかったという報告を受けております。また、利用が重複する場合は事務局が事前に調整を行っているとのことです。 このような先進地からの聞き取りも参考にしながら、今後この利用につきましては様々な各施設と調整しながら、心配されているような優先利用とかの必要性も含めて利用のルールを決めていきたいと考えております。それに基づきまして、できるだけ皆さんに迷惑がかからないように持っていきたいと考えております。 以上、答弁とさせていただきます。 ◆12番(板東聖悟議員) 議長。 ○議長(堀元子) 板東議員。 ◆12番(板東聖悟議員) 先進地のところでの状況についても御報告いただきました。様々な場面が想定されるかなというように思います。 特に三木地区の場合でいうと、まちづくり協議会を中心として大きなイベントもなされております。そういうところはスケールメリットだというような説明の一つかなというように思うんですけども、逆に言うと私はそれが地区の祭りなのか、市全体の祭りなのかよく分からないところもあるんじゃないかなというように思うこともあるんです。そこに分ける必要がないんじゃないんかっていうたらそうなのかもしれませんけども、ただ三木地区は三木地区でやはり三木地区の課題を解決するという公民館の役割もある中で、まだ私が心配し過ぎるのかもしれませんけども、そういう問題が起こらないのかなというように現時点では懸念をしているところであります。 そういうのが起こらないように配慮していただけるということなので十分にしていただいて、こんなはずじゃなかったというようにならないようにしていただきたいなと思います。 続きまして、生徒指導提要についてであります。 今回、質問するに当たって、令和3年度と令和4年度の三木市内の各中学校の校則について取り寄せをさせていただきました。 多くの学校で、この1年間の間で校則の見直しがなされている形跡がありました。どういうような国の通達があったのか、また、市の教育委員会からどのような指導がこの間出されているのか、お尋ねしたいと思います。 〔教育振興部長横田浩一登壇〕 ◎教育振興部長(横田浩一) 校則の改定は、ここ何年かの間で、特に中学校におきましては校則の改定が少しずつ進んでいるところでございます。この間の取組といたしましては、特段生徒指導提要の見直し云々ということではなく、子どもの人権を大切にするということにつきましては、本市が従来から特に人権教育等で力を入れてきていることでございますので、そういった部分の影響であるとか、自主的な生徒指導、特に特別活動におけるそういった部分の取組と、そういった部分での影響によって少しずつこの校則の見直し、特に生徒会等と連携した見直しが進んできているのではないかなというふうに考えてございます。特にこういう通知ということではございませんが、そのような理由から進んできているのではないかなというふうに考えてございます。 以上でございます。 ◆12番(板東聖悟議員) 議長。 ○議長(堀元子) 板東議員。 ◆12番(板東聖悟議員) 学校については伏せるというか、もう忘れておりますけども、令和3年度においてはツーブロックの禁止というのがあったものが令和4年には消えているというようになって改訂されたのかなというように思うんです。それはいいことだなと思うんですけども、ただ校則には書かれていないけども、運用は実際にはツーブロックは禁止だよというようになってないのかなという懸念があるんですけど、そのあたりはどうですか。 〔教育振興部長横田浩一登壇〕 ◎教育振興部長(横田浩一) 頭髪について、ツーブロックがどうなっているのかということでございますが、議員おっしゃるとおりに、昨年度まではツーブロック禁止というような文言があった中学校もございます。ただ、そういった学校については、これは学校によってまだ統一はされておりませんけども、学校によってはツーブロックであっても清潔感ですね、清潔であればオーケーというようなことをしている中学校もございますので、今は運用面ではもうほぼそういうツーブロックは実際駄目とか、そういうことは中学校からは報告は出てございません。 ◆12番(板東聖悟議員) 議長。 ○議長(堀元子) 板東議員。 ◆12番(板東聖悟議員) 先ほどの質問は、ツーブロックを一つの例としてさせていただいたんですけども、要は校則は変わったけども実態は変わってませんよというようになってないですかっていうことをお聞きしたわけです。私は、そういうとこが今回の各校のやつを見ながら、非常によくなっている、この間の社会の流れだということなんですけども、どちらかというと全体的な圧力の中でなってるのかなというようにも感じたわけで、でも実際に運用は変わってませんよということだけは避けてほしいなということで、あえて質問をさせていただきました。そういうことがないように、また御指導のほうをお願いしたいというように思います。 続きまして、この間特に問題になっておりますけども、性的マイノリティの生徒さんに対する配慮ということでは、どういうような配慮がなされているのか教えていただいてよろしいでしょうか。 〔教育振興部長横田浩一登壇〕 ◎教育振興部長(横田浩一) 性的マイノリティの児童生徒への配慮ということですけども、この校則につきましては、中学校であれば制服がございますので、その制服を今まででしたら例えば男子生徒は例えばブレザーとズボン、女子は上がブレザーであればスカートというようなことで統一をされてきておりましたけども、ここ数年は例えば女子であってもブレザーにズボンというようなことで選択を自由にしておるということでございます。また、校則の上においても男子制服、女子制服というふうに分けて明示をしておりましたが、最近の校則においてももう男女分けずに制服というような明示をしまして、そういった部分での配慮をいたしているというところでございます。 以上でございます。 ◆12番(板東聖悟議員) 議長。 ○議長(堀元子) 板東議員。 ◆12番(板東聖悟議員) 今回各中学校の校則を見る中で、令和4年の校則というのは、全体的に世間で指摘されているようなブラック校則って言われるのはなくなってきているのかなというように思います。ただ、まだ私からするとワンポイントのソックスがいいだの悪いだのというようなことが、細かなことが書かれていることは私が中学校時代から変わってないなということで苦笑いをしました。 各学校の校則の内容一つ一つについて私がこの場で質問するというのは、これから各学校でなされることかなというように思うので質問は差し控えますけども、ただそれでも2点だけちょっと気になる点がございましたので、指摘だけさせていただきたいというように思います。 1つは、学校へ不要なものを持ち込んだときに、場合によっては没収をするというようなものであります。子どもと家でも同意、納得がない中で物を没収するという行為というのは、難しい言い方で言うと財産権の侵害ではないのかというようにも思うわけです。 また、2点目には、友達の家への宿泊は禁止をするというのもございました。家庭内の教育に口を突っ込んでいるようにも思うわけであります。当然、これらの条文ができるに当たっては、様々な事情があったようには思います。しかし、少し行き過ぎているのではないかというように思うわけですけども、これらについては教育委員会としても、もう一度学校で考えていただくということも当然原則なんでしょうけども、正しいのかということについては、法的に問題があるんじゃないかというところです。そういうところについては、ちょっと検討が必要なんじゃないかというように思うんですけど、いかがでしょうか。 〔教育振興部長横田浩一登壇〕 ◎教育振興部長(横田浩一) それぞれ校則の見直しが必要な項目もあるのではないかなということでございますが、議員おっしゃいますように、校則一つ一つができた当時の状況であるとか、背景については、それぞれ当然学校ごともありますし、社会の状況もいろいろあるというふうに考えられます。 今回の生徒指導提要の改訂におきましても、校則の見直しということで、社会情勢であるとか、校則が何のためにあるのかというようなことであるとか、校則の制定された背景、そういったことをしっかりと説明をすることが必要であるというふうに記載もされておりますので、現在生徒指導提要の素案ということで文部科学省のほうが示しておりますけども、実際に生徒指導提要が出ましたら周知、理解も含めまして、その中で併せて検討してまいりたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ◆12番(板東聖悟議員) 議長。 ○議長(堀元子) 板東議員。 ◆12番(板東聖悟議員) 生徒指導提要について、まだ案の段階で、案が了承されたというところで、まだ公式にそれを発布するというとこまで行ってないというのは理解をしております。ただ、先進的なところでいいますと東広島市でしたかな、そのあたりでいうと、もう既に議論がなされる中で毎回どのように変化がなされる中、変化されたということを注視しながら教育委員会がそれに対応した形で改定も行うということもなされているようであります。 また、今回の改定というのは、先進的なところ、例えば熊本県などは教育長が率先してこの校則って何で必要なのということから、自分たちで見直す、生徒児童にとってそれが苦痛になるものであってはいけないということで改定をして、自らが自らのエリアにおいて改定を行うということが全国的に広がったのではないかというように思いますので、そういう態度で三木市も臨んでいただきたいなというように思います。 それで、生徒児童の意見表明権についてということで、今児童の権利に関する条約の第12条の中で、児童が自由に自己の意見を表明する権利を確保する。児童の意見はその児童の年齢及び成熟度に従って相応に考慮される。また、こども基本法の第3条3号については、すべての子どもについて、その年齢及び発達の程度に応じて自己に直接関係するすべての事項に関して意見を表明する機会及び多様な社会的活動に参画する機会が確保されることというようになっております。 この中で、非常に文面としてはすばらしいんですけども、成熟度に従って相応に考慮される、あるいは年齢及び発達の程度に応じてと書かれているところというのは、読み方によってはなかなかこれを理解するのって難しいよねって思うんです。生徒児童がまだ未熟だから、ここまでしなくてもいいんだというように読み取ることもまたできてしまうのかなというように思うんです。 そのあたりを三木市としては、ぜひ今回の見直しの提要の内容に沿った形で、あくまでも子どもが第一に考える。その中での未熟であったりする部分を差し引くという考え方に立ってしていただくことが大事なのかなと、そこを未熟であるということを前提に考えられるとまた、全然この解釈の仕方が違ってくるのかなというように思いますので、その点についても十分留意していただきたいというようにお願いをしておきます。 最後ですけども、全国的な傾向として校則の文面が変わっても、みんなの前で校則違反を叱責するなど生徒を萎縮させる指導が多くなっていると、そういう意見もあるようであります。生徒は指導のされ方に対して意見を言うということも今回ではできるんでしょうか。 〔教育振興部長横田浩一登壇〕 ◎教育振興部長(横田浩一) 校則違反をした児童生徒がその理由について意見を言えるかということで……     〔12番板東聖悟議員「もう一回言います」と呼ぶ〕 すいません。 〔12番板東聖悟議員「いいですか、言っても」と呼ぶ〕 ○議長(堀元子) どうぞ。 ◆12番(板東聖悟議員) すいません。 校則違反をしたときに叱責をするという行為そのものに威圧感を感じるっていうことがあり得るわけですよね。そういうのんが自分が威圧を感じると、指導の仕方についてもう少し配慮できないかということを、生徒児童が言えるのかどうかというところです。 〔教育振興部長横田浩一登壇〕 ◎教育振興部長(横田浩一) 指導は、校則違反にかかわらず、教員につきましては懲戒権というのはございますので、また、生徒の発達、成長にいい影響がないなということであれば指導をするわけでありますけども、そういった場合に、例えば公衆の、多くの生徒の前で叱責するというんではなくて別の場所で、そしてその行為だけを指導するのではなく、その子どもの、例えば校則であれば校則違反をしてしまった理由であるとか、背景であるとか、そういった部分も考慮をしながら内省を促していくというような指導になると思います。ただ、その過程で生徒が威圧的だとか、どうのこうのというのはもちろん言えないということはないと思いますし、やはり生徒と教員との根底の信頼関係、そこの部分が一番大事になってくるのではないかなというふうに考えてございます。 以上でございます。 ◆12番(板東聖悟議員) 議長。 ○議長(堀元子) 板東議員。 ◆12番(板東聖悟議員) 生徒と教師の信頼関係ということでおっしゃいましたけども、当然そうあるべきだというように思います。ただ、実際現場の中で、私は少なくともふだんは先生と生徒というのは仲のよい存在でありましたけども、それでも怒られるときというのはあくまでも上と下の関係であって、なかなかそこは信頼関係だからというようにはならないと思うんです。そういう中で、言いたくても物が言えないというようになることが多いんじゃないかというように、自分の経験から思うわけでありますけども、やはりそういうところに配慮が必要なんじゃないかというように思いましたので、質問をさせていただきました。 教育委員会であったり、教師、生徒、保護者、また、地域住民というのが今回の生徒指導提要、あくまでも教師向けの内容とはなっておりますけども、非常に内容としてはすばらしい内容となっていると私は思っております。それを皆さんに理解していただいて、みんなで連携して子どもたちのよりよい成長のために努力をしていただきたいというように思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは、最後の質問であります三木市のナラ枯れについてであります。 今年になって非常に増えているというところについて共通認識として捉えていただいているんじゃないかなというように思います。そういう中で、県についてもこれまで被害先端地市町指定か何かっていうことですか、してもらったら補助金が出てたということが出なくなったんだけども、特に人家であるだとか、人災に関わるようなところについては何らかの補助をしていかないといけないという認識をされておりましたけども、いろいろ答弁いただいたんですけど、これはまだ予算としては計上する予定はもう決まってるんでしょうか。 〔産業振興部長赤松宏朗登壇〕 ◎産業振興部長(赤松宏朗) 今年度、令和4年度の市の予算においては、まだ計上はさせていただいておりません。ただ、県の事業につきましては、県のほうの兵庫県ナラ枯れ被害対策実施方針というものをこの4月から適用されておりますので、県事業及び国の補助があるものについては、それぞれ予算は計上されているものと考えております。したがいまして、必要なものでありましたら、市の予算を通すものであればまた今後緊急度が高いものについては補正予算も検討をさせていただくことになろうかと思います。 令和5年度以降につきましては、当然財政を所管いたします総務部とも調整が必要ですけれども、予備的な危険木の処理についての経費が計上できるのであれば検討はさせていただきたいと考えております。 ◆12番(板東聖悟議員) 議長。 ○議長(堀元子) 板東議員。 ◆12番(板東聖悟議員) 民間の方への配慮ということで、今年度については緊急対応で対応すると。次年度については、今後の総務部との折衝もあるけども予算化を目指したいということかなというように思います。特に民地においても非常に増えてるよなというのが実感ですので、なかなか民間において木を1本切るっていうだけでも大変なことかなというように思います。ぜひ、それを誘発していただきたいというように思います。 あと、私今回調べる中で、もう一つちょっとだけ気になったものがありまして、カエンタケの確認状況っていうことをお聞きしたいんです。カエンタケって何かっていうと、腐った木のところに猛毒のタケができるそうなんですけど、それ手で触るだけでも結構しびれたりとかということもあるというようにお聞きして、それは私も知らなかったし、実際市内でそういうのがあるのかどうかっていうことと、その対応っていうのがもし方針としてあるのであれば教えていただきたいと思います。 ○議長(堀元子) 申合せによる発言時間が迫っておりますので、答弁は簡潔に願います。 〔産業振興部長赤松宏朗登壇〕 ◎産業振興部長(赤松宏朗) 市内におきまして、議員御指摘のカエンタケの確認状況は今のところございません。ただ、たまたま昨日テレビでもそういう放送もされておりまして私も拝見させていただきましたけれども、非常に危険なキノコということで注意が必要かと思います。 三木市には三木山森林公園等もございますので、そういったところとの情報共有であったりとかをさせていただきまして、カエンタケ発生の確認ができるようでありましたら、市民の方々への周知というものも今後必要かと考えております。 ◆12番(板東聖悟議員) 議長。 ○議長(堀元子) 板東議員。 ◆12番(板東聖悟議員) 当初私も、申し訳ない、質問する予定は全然なかったんですけども、そういうのが増えているという話をお聞きしまして、ちょっとこれについてはやはり対応として必要なんじゃないかなということで、改めて質問させていただきました。 市としても、関心を持っていただいているようなので、それについてはまた適切に対応していただきたいというように思います。 以上をもちまして私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(堀元子) 次に、15番、大西秀樹議員。 ◆15番(大西秀樹議員) 議長、15番。 ○議長(堀元子) 大西議員。 〔15番大西秀樹議員登壇〕(拍手) ◆15番(大西秀樹議員) 志公の大西秀樹でございます。 FMをお聞きの皆様におかれましては、議会活動に御理解、御支援をいただきまして誠にありがとうございます。この場をお借りしましてお礼を申し上げます。 さて、第372回三木市議会定例会に当たり、通告に基づき、一般質問をさせていただきます。 初めに、農業政策についてであります。 市内の多くの農家では、様々な課題にも何とか対応しながら農地を守っていただいています。このたびは、ロシアによるウクライナ侵略等の影響により、化学肥料原料の国際価格が大幅に上昇し、肥料価格が急騰しております。農家は非常に大きな影響を受けています。 例えば水稲で使用する肥料では、令和3年産米に対する肥料は20キロ1袋が約4,000円、令和4年産米に対する肥料では4,500円になり、この7月の価格改定では6,000円です。この時期に価格改定をされることはまれで、まださらに改定されていきます。 肥料だけではなく、農業資材全般で高騰が始まっていますが、さきの水稲肥料の価格の上昇で試算すると、例えば令和3年産米時点での肥料代合計が60万円だったものが、7月改定価格で計算すると90万円にもなります。1.5倍もの価格の上昇です。 今の米の買取り価格から考えると、さらに離農者や耕作放棄地が進んでいくのは予想し得る状況だと思います。この問題の解決については、三木市の支援だけでは難しいことだとは思っていますが、何とか農地を守っていく取組をお願いしたいと思います。 また、獣害においても三木市も様々な取組をしていただく中で、猟友会の方にもイノシシなどの捕獲に御尽力いただいておりまして、双方ともに感謝を申し上げます。 その中で、農家は自衛策として補助金も活用しながら、電気柵などの柵の設置で懸命に対応しているのが現状ですが、イノシシもそれぞれのタイプの柵に対応して学習して侵入してきます。まるでいたちごっこです。また、設置した柵も劣化しますので更新が必要になってまいりますし、獣害対策について現在行っている以外の施策や情報共有も併せて検討が必要かと思います。 そこで、次の3点についてお伺いいたします。 初めの農業資材の高騰に対する支援策については、昨日の同僚議員の質問に対して国や県の支援策を見極めた後、より効果的な支援策について検討すると答弁されていますので、私からもお願いして割愛いたします。 1点目です。獣害対策のための野生動物共生林整備についてお聞きします。 2点目は、有害鳥獣対策事業補助金のうち、柵の設置補助についての更新に対する補助の在り方についてお伺いいたします。 最後は、獣害についての情報共有の現状について。 以上、3点についてお聞きします。 次の質問は、三津田地区内を通る呑吐ダム管理用道路及びその周辺整備についてであります。 呑吐ダムは今から35年前、1987年、昭和62年に竣工されたダムです。県道とは別に堰堤から三津田橋までの間には管理用道路があります。そこは一般車も通行できる道路ですが、崖崩れを防護しているワイヤー等から成る金属製のネットを壊れた岩が押し潰して道路の一部を覆っています。また、ごみが散乱し草木が生い茂ったままで、印象として治安の悪さも感じる場所だと思っています。 これらのことから、道路河川課に確認したところ、市道ではないことが分かり、関係機関との調整に動いていただいており感謝申し上げるところです。 そこで、次の2点についてお伺いいたします。 初めは、管理者及び過去からの経緯と現状について、次に危険箇所及び周辺整備について。 以上、2点についてお聞きします。 3番目の質問は、スマートシティモデル地区についてであります。さきの同僚議員と重複しているところは割愛して質問したいと思います。 この事業は、兵庫県が今年5月24日に公募し、県内6つの自治体がモデル市として決定されています。 三木市では、青山7丁目団地再耕プロジェクトにおけるヘルスケアや安全・安心等に係るデジタル技術の活用、そして2025年大阪・関西万博を見据えたインバウンド推進に係るスマートツーリズムなどにつながるデジタル技術の活用、3番目に行政手続のスマート化につながるデジタル技術の活用が取組内容として上げられています。 多岐にわたる取組でありますが、今後の進め方いかんによっては有効なツールになると感じており、楽しみにしています。 そこで、お伺いいたします。 初めの具体的な市の取組内容については、さきの議員の答弁と重複しますので割愛します。 2点お伺いいたします。 予算規模について、その次にスケジュールについてお伺いしたいと思います。 4番目の質問は、妊婦等に対する補助制度についてであります。 三木市は、子育てに対して切れ目のない支援を行っており、そのうちの産前産後のお母さん方についても取り組んでいただいております。先日、あるママさんからインスタで相談のダイレクトメールがありました。それを市内の助産師さんに相談し、多数のママさんの御意見を集約していただきました。 その中の一つを紹介しますと、乳房管理指導等助成についてです。内容は、助産師による乳房マッサージ等及び母乳育児相談で、現状では1回2,000円を上限に5回までの助成です。とてもよい制度だとは思っています。ただ、助成を受けるためには、ママさんが助成申請書、助成金請求書、受診確認書は時期を別にして記入、提出する必要があり、まとめて立替払いをした後、市役所で手続して入金される仕組みの償還払いとなっています。ほかの制度では助成券が活用され、立替払いをすることなく利用できるものもありますので、利用者の利便性も考慮されたほうがよいと思っています。 また、妊婦健康診査費助成事業については、1万円券、7,000円券、4,000円券、1,000円券とそれぞれあり、助成券が活用されていますが、その中でも利用しにくい額面があると聞いていますので、検討が必要かと考えます。 先日、母子手帳交付時にもらうセット一式をもらい拝見いたしました。その中でも、課題に感じるところが数点ありましたので、お母さん方の生の意見と併せて次の4点についてお伺いいたします。 初めは、産後ケア費助成事業について及び利用日数の決定方法並びに期間を延長する場合の判断基準について、次は妊婦健康診査費助成事業の助成券額面の検討について、3点目は乳房管理指導等助成へ助成券制度も取り入れることについて、最後にアプリを今三木市はされていますが、アプリの母子モの活用状況及び検証スケジュールについて。 以上、4点についてお聞きします。 最後の質問は、文科省が次年度に取り組む特異な才能のある子どもへの支援及び不登校児童生徒についてであります。 不登校児童生徒は、全国的に年々増加の傾向にあると聞いています。民生産業常任委員会の行政視察でも、切れ目のない支援の在り方などを研究、実践されている自治体へ、ひきこもりについての視察を行ってまいりました。 このたび文部科学省では、来年度から特異な才能のある子どもへの支援に乗り出します。内容は、記憶力や創造力、また、特定の学問分野の能力などが突出する子どもは学校になじめないケースもあり、支援の必要性が指摘されていることから、先進事例も含め、効果的な支援策など実践例を蓄積して全国に広げようとするものです。実践例の内容は、子どもの能力、関心に合った柔軟な授業、次に不登校の子どもの支援に取り組むNPOなどとの連携、そして3点目で才能と障がいを併せ持つ子どもへの対応などが挙げられています。 三木市でも今年3月に不登校児童生徒が相談、指導を受ける民間施設についてのガイドラインを策定しており、今後のさらなる支援を期待したいと思っています。 そこで、次の4点についてお伺いいたします。 初めは、文科省が取り組む特異な才能のある児童生徒への支援内容について、次は不登校児童生徒の人数推移について、3点目は不登校児童生徒の義務教育卒業後の継続したサポート体制について、最後は不登校の子どもの支援に取り組むNPOなどとの連携の状況及び方針について。 以上、4点についてお聞きします。 これで質問を終わります。次からは自席から行いますので、よろしくお願いいたします。 〔産業振興部長赤松宏朗登壇〕 ◎産業振興部長(赤松宏朗) 私から、農業政策についての御質問にお答えをさせていただきます。 3点お伺いしております。 まずは、獣害対策のための野生動物共生林整備についてお答えをします。 野生動物共生林整備は兵庫県の県民緑税を活用した事業でございまして、市民の方などが所有する森林において実施する事業になります。また、この事業はバッファーゾーン整備と共生林整備の2つに分かれております。 まず、バッファーゾーン整備につきましては、野生動物における農作物被害や精神的、身体的被害が生じている地域を対象といたしまして、集落等に隣接した森林の裾野の茂みの除去や帯状に伐採するなどして見通しをよくすることで、人と動物のすみ分けをすることを目的とした森林整備を行うものでございます。 次に、共生林整備につきましては、野生動物による被害の深刻な地域のほか、三木市ではまだ見られておりませんけれども、鹿の食害等により防災等の公益的機能が低下した森林の機能を回復させることを目的に広葉樹林の整備を行うものでございます。 いずれの事業も、実施に当たりましては、事業面積要件や地域内での十分な協議及び土地所有者の承諾が必要となっており、また、整備後は地域住民により適正に管理することが求められております。 市といたしましては、有害鳥獣被害の対策の一つとして地域に周知することを考えておりまして、今後地域から御相談があれば協力して取組を進めたいと考えております。 続きまして、有害鳥獣対策事業補助金のうち、柵の設置補助についての更新に対する補助の在り方についてお答えをさせていただきます。 本市では、平成27年度から令和6年度の間でイノシシ撃退10年大作戦といたしまして、イノシシの捕獲対策及び被害防止対策を推進しており、地域における電気柵の設置に対する補助についてもこの計画の中で進めております。 毎年度各地区に対しまして、次年度の電気柵の設置要望を照会しておりますが、計画の8年目に当たります令和4年度分におきましても、いまだ新規箇所といたしまして51地区から計130キロメートル、予算額にいたしまして1,400万円の要望があり、予算化をしているところでございます。このような状況から、令和6年度までにつきましては、新規設置の補助を優先したいと考えております。 しかしながら、イノシシ撃退10年大作戦、この期間の終了後については電気柵の経年劣化によって有害鳥獣の被害防止の効果が低下することは問題であると認識はしておりますので、更新に伴う補助の在り方につきましても近隣市町の状況も参考にしながら検討してまいりたいと考えております。 続きまして、獣害についての情報共有の現状についてお答えをさせていただきます。 現在、市内での有害鳥獣の駆除活動は猟友会に担っていただいております。猟友会では様々な地域での駆除活動を通じて、有害鳥獣対策のノウハウを会員で共有されており、必要に応じて市や地域の方々に対し指導、助言をしていただいております。 議員御提案のとおり、有害鳥獣対策として各地区で工夫されている内容や課題となっている点などを他の地区とも共有し、役立てていただくことは非常に有益であると考えております。今後は、有害鳥獣対策に係る情報を農業者と共有できる方法について検討してまいりたいと考えております。 以上、答弁とさせていただきます。 〔都市整備部長友定久登壇〕 ◎都市整備部長(友定久) 私からは、一般質問の2つ目、三津田地区内を通る呑吐ダム管理用道路及びその周辺の管理についての御質問にお答えいたします。 2点いただいております。 管理者及び過去からの経緯と現状について、2点目、危険箇所及び周辺整備について。2点まとめてお答えさせていただきます。 御指摘の道路については、呑吐ダム建設時に造られた道路で管理者は農林水産省近畿農政局加古川水系広域農業水利施設総合管理所、通称呑吐ダム管理事務所になります。現状、管理道路部分は呑吐ダム管理事務所が管理を行っており、周辺については土地所有者がそれぞれ管理しておりますが、農林水産省の所有地と兵庫県土地開発公社の所有地など混在している状況と伺っております。 危険箇所や周辺整備の対応については、現時点の管理者にて対応していただくこととなっております。なお、現在道路の落石している部分の対応や周辺の維持管理については、市から管理者である呑吐ダム管理事務所及び兵庫県土地開発公社へ申入れをしているところです。 以上、私からの答弁とします。 〔総合政策部長山本佳史登壇〕 ◎総合政策部長(山本佳史) 私からは、スマートシティモデル地区についての御質問にお答えさせていただきます。 まず、予算規模ということでございますが、これについては昨日古田議員にもお答えいたしましたが、新たなデジタル技術を活用した事業でございますので、現時点ではどれだけの予算が必要になるかというのはまだ分かりませんが、今後国、県の補助金等も勘案しながら検討していきたいと考えております。 続きまして、スケジュールについてでございます。 このスマートシティモデル事業につきましては、例えば今後の進捗のスケジュールを県に提出するというようなものではございません。ただし、各事業についてはそれぞれの進捗に応じて進めてまいりたいと考えております。 例えば、青山7丁目の団地再耕プロジェクトにつきましては、既にデータを活用した運動量の測定でありますとか、今後予定しております交通安全に係る事業とのデジタル技術を生活の中に取り入れていく仕組みづくりについて、具体的な造成及び開発に合わせて検討を進めてまいりたいと考えております。 また、インバウンドのスマートツーリズムにつきましては、2025大阪・関西万国博覧会に向けて外国人観光客の利便性の向上に向けた移動手段や体験観光の検索及び申込み時のカード決済など、現在兵庫県と進めるインバウンドゴルフツーリズムや近畿経済産業局と進める地域資源をつなぐブランド化の取組等とも連携しながら検討を行う予定としております。 行政手続のデジタル化等につきましては、令和3年10月25日から運用を開始いたしましたデジタル窓口システムにおきまして、国のシステム構築等に合わせまして年度末までを目標に転出、転居手続の機能を追加できるように現在進めておるところでございます。 以上、答弁とさせていただきます。 〔健康福祉部長井上典子登壇〕 ◎健康福祉部長(井上典子) 私からは、一般質問の質問番号4、妊産婦に対する補助制度についてを4点お答えいたします。 初めに、産後ケア費用助成事業について、利用日数の決定方法及び期間を延長する場合の判断基準についてお答えいたします。 産後ケア費用助成事業は、産後に心身の不調、または育児不安がある方を対象に産後ケアに係る費用の一部を助成しております。この費用には、宿泊型と日帰り型、訪問型の3種類があります。利用希望の方は事前に市に申請いただき、保健師などが体調や育児状況の聞き取りを行った上で利用の可否の審査を行います。その後、保健師などが支援計画を立て、助成券の交付を行っております。 利用状況の確認とその効果を確認し、より適切な支援につなげるため、最初の申請時には宿泊型や日帰り型など各型3回まで利用いただけるよう助成券を交付しています。その後、利用状況を産後ケア利用施設から報告していただき、育児不安が強い方など引き続き産後ケアの利用が必要な方については追加の助成券を交付をしております。なお、利用回数の上限は宿泊型と日帰り型は7回まで、訪問型は3回までとなっております。 この事業は平成30年から始めて今年で5年目になりますが、開始当初に比べ近隣市で利用できる施設が5か所から7か所と増加したことから、利用者数は増加傾向にあります。育児不安に対応した事業として利用者のニーズに応じた対応ができるよう、今後も取り組んでいきます。 続きまして、2つ目です。 妊婦健康診査費助成事業の助成券の検討についてお答えいたします。 三木市では、妊婦健康診査費助成事業は平成18年7月から実施をしております。当初は3万円の助成から開始をいたしました。その後、平成20年度に3万5,000円、平成21年度には9万8,000円、平成28年度からは10万5,000円に増額しており、北播磨管内では一番高い助成額となっております。また、県内でも先駆けて令和3年度からは多胎妊婦に対して2万5,000円の追加助成も行っております。 助成券は4種類あり、1万円券2枚、7,000円券2枚、4,000円券16枚、1,000円券7枚で合計10万5,000円分となります。これらを健診費用に応じて組み合わせて使用していただけるようになっております。実際の利用の場面では、一般的な健診費用の5,000円から6,000円の場合、4,000円券と1,000円券を組み合わせて使用されたり、また、4,000円券と残りを現金で足して支払いをされております。 平成18年度の開始当初は1万5,000円の助成券2枚でしたが、その後助成額を見直すとともに助成券の種類を拡充し、額面も健診費用や近隣市を参考に券種を増やすなど利便性の向上に努めてまいりました。 今後、利用者からの声も参考にしながら、利便性に配慮した事業実施に努めてまいります。 続きまして、3つ目です。 乳房管理指導等助成への助成券制度も取り入れることについてお答えいたします。 三木市では、平成19年11月から償還払いによる乳房管理指導等の助成を行っております。生後4か月までの子どもを持つ母親を対象に1回2,000円を上限に5回までの助成から開始し、平成21年11月からは対象が出産後1年未満の産婦と拡充しております。助成実績は令和3年度64人、利用平均は2.5回、令和2年度60人、利用平均は2.1回、令和元年度55人、利用平均は2.6回でした。 乳房管理指導費等への助成制度は好評ですが、利用方法が償還払いのみであるため、期限内に申請手続をすることが負担であるとの声も一部であります。今後、子育て中の母親が安心して利用できるように、従来の償還払いに対応し、助成券対応を追加する方向で前向きに検討をしてまいります。 次に、4点目、アプリ母子モの活用状況及び検証スケジュールについてお答えいたします。 母子モは子どもの成長や予防接種の記録が管理でき、子育てに関する三木市からの情報をプッシュ通知で受け取ることができる子育てアプリです。妊娠期から子育て期までの切れ目のない支援により、子育ての不安解消や負担の軽減、孤立化の解消を図っております。令和3年4月1日から運用を開始し、累計ユーザーは令和4年9月13日現在で707名となりました。啓発として、母子健康手帳の交付時や予防接種の予診票送付時、乳幼児健診、児童センター等でのチラシ配布を実施し周知を図っております。 アプリでのプッシュ通知は、健康増進課や子育て支援課より妊娠中から利用できる産前・産後サポート事業の御案内や乳幼児健診、子育てイベント等に関する情報をお知らせをしております。 母子モ運用開始から1年以上経過したことを踏まえ、その効果について母子モ利用者にはアプリを活用して、さらに利用をしていない方も含めて乳幼児健診などの機会にもアンケートを実施し、今後のよりよいサービスについて検討をしてまいります。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(堀元子) この際、暫時休憩いたします。                〔午後0時4分 休憩〕               ──────◇◇──────                〔午後1時0分 再開〕 ○議長(堀元子) ただいまから会議を再開いたします。 休憩前に引き続き、質疑及び一般質問を継続いたします。 〔教育振興部長横田浩一登壇〕 ◎教育振興部長(横田浩一) それでは、私からは、一般質問の5つ目、次年度より文部科学省が取り組む特異な才能のある子どもへの支援について及び不登校児童生徒についての4つの御質問にお答えをいたします。 まず、1点目でございます。 文部科学省が取り組む特異な才能のある子どもへの支援内容についてお答えをいたします。 子どもたちの中には、10か月程度で日本語及び英語でコミュニケーションを取ったり、8歳で量子力学や相対性理論を理解したりするなど、特異な才能を持つ子どもたちがおります。文部科学省の調査によりますと、そのような子どもたちの中には理解が早過ぎるため授業を退屈に感じて不登校になったり、強いこだわりがあることでいじめを受けたりする事例があるとのことでございます。 そこで、文部科学省では特異な才能を持つ子どもたちが円滑な学校生活を送ることができるよう、来年度より支援を行っていくという計画でございます。具体的には、特異な才能のある児童生徒の理解のための周知、あるいは研修の促進、多様な学習の場の充実、特性を把握する際のサポート、学校外の機関にアクセスできるようにするための情報の収集及び提供、実証実験を通じた実践事例の蓄積などの支援策が柱となってございます。 次に、2点目でございます。 不登校児童生徒の人数の推移について、過去3年間の小中学校の不登校の人数、また、あと適応教室の利用人数の推移等についてお答えをいたします。 不登校児童生徒の人数の推移につきましては、まず小学校におきましては令和元年度が14人、令和2年度が20人、令和3年度が26人と増加傾向にございます。また、中学校におきましては令和元年度57人、令和2年度65人、令和3年度100人とこちらも増加傾向にございます。 次に、適応教室を利用した人数でございますが、令和元年度が小学生2人と中学生が13人、令和2年度は小学生2人と中学生が15人、令和3年度が小学生2人と中学生が22人となってございます。適応教室に通っておりました児童生徒で別室、部分登校などにつながった人数は、令和元年度が15人中11人、令和2年度が17人中17人、令和3年度が24人中24人でございます。別室、部分登校につながった要因といたしましては、1つは学校行事など本人が無理なく登校できる機会に行ったこと、もう一つは学校と家庭、適応教室で日頃から細かな情報交換を行い、支援方策を共有及び実施してきた成果だと考えております。 次に、不登校児童生徒の義務教育卒業後の継続したサポート体制についてお答えをいたします。 適応教室を利用しておりました生徒につきましては、卒業後も適用教室の指導員や青少年カウンセラーが継続的な相談を行っている場合がございます。高等学校進学後に不登校等になり、退学することになる生徒につきましては、退学する際に高校が次の行き場所や相談機関を紹介しております。 また、相談支援につきましては、本市の相談窓口の一つとしまして、教育センターがございます。そのほかには、療育手帳などを所持している場合は障害福祉課が、支援が必要な家庭の場合は子育て支援課が相談や支援を行う場合がございます。 次に、4点目の不登校の子どもの支援に取り組むNPOなどとの連携の状況及び方針についてお答えをいたします。 三木市における不登校児童生徒の支援等を行っておりますNPOは3つ把握してございます。 フリースクール等へ通った場合の出席扱いになる条件につきましては、不登校児童生徒が相談支援を受ける民間施設についてのガイドラインに準じまして、学校長と教育委員会が施設を訪問しまして学校や家庭と連携が図れている、個々の指導計画が作成をされている、個々の指導や支援に関する記録がされている、社会的自立に向けたプログラムがあるなどのことを確認した上で、それらの条件に合うと判断をされた場合に出席扱いとすることができるとなっております。 現在、不登校支援等を行っているNPOなどとは、三木市不登校・ひきこもり支援ネットワーク会議に教育委員会の職員も参加をしながら情報共有を図っておるところでございます。 今後も、個々の団体と必要に応じて連携をしまして、不登校児童生徒への個別最適な支援体制の構築を強化してまいりたいと考えております。 以上で私の答弁とさせていただきます。 ◆15番(大西秀樹議員) 議長。 ○議長(堀元子) 大西議員。 ◆15番(大西秀樹議員) 御答弁ありがとうございました。 最初に、農業政策についてであります。 獣害対策のための野生動物の共生林整備についてということで、これについてはまだ三木市ではされてないとお聞きしたんです。今いろんな対策を農家の方々がどうしたもんだろうか、電気柵をしてもワイヤーメッシュをしてもと、次どんなことをしたらいいんだろうかということで不安に思っておられて、この施策については最初の整備は県がやってくれるらしいですけれども、その後の維持管理まではできないということで、地元がしなければいけないという制度や思うんです。ですので、さっきそう答弁であったように地元とか地域の理解も必要やと思いますが、それと併せてこういうものがあるよという情報提供を積極的に農家の方々に伝わるようにしていただきたいと思うんですけれども、これは次年度に向けてこういう取組もされる予定なんですか。 〔産業振興部長赤松宏朗登壇〕 ◎産業振興部長(赤松宏朗) この野生動物共生林整備につきましては、整備面積が最低10ヘクタール以上であったりとか、延長が2キロメートル以上ということは50メートルの幅を2キロ以上整備すると、かなり広大な整備の面積が要件となってございます。そのためにも、やはり所有者の確認であったりとか、所有者の承諾ということでかなり地域の方々にも御苦労をかける事業となってございます。 そういった趣旨も含めまして、農会長会等でこういった事業がありますというような周知をさせていただいて、少しでも獣害対策の一助になるような形で市としても取り組んでまいりたいと思っております。 ◆15番(大西秀樹議員) 議長。 ○議長(堀元子) 大西議員。 ◆15番(大西秀樹議員) ありがとうございます。 そういう情報を地域としてもいただけるだけでも非常にありがたいと思います。いただいた中で、そのハードルについては地域が考えていったらいいと思うので、よろしくお願いしたいと思います。 有害鳥獣対策の補助金で、柵の設置の補助というのをしていただいてます。あれは非常に助かってまして、この前も回覧板で回ってきてました。次年度の希望について回ってきてました。非常にありがたいと思ってます。 ただ、先ほど言いましたように、経年劣化して次できないとか、線が老朽化して電気が回らないんだとかというのがあったり、例えば電気柵をしていたけれどもイノシシが皮の厚いお尻で押して入ってきて中を荒らすんだとか、それぞれお互いにいたちごっこをしてるんです。この10年計画、イノシシ撃退10年大作戦というので令和6年までされる予定をされてますので、それまでにまた御検討いただいて、次どういうふうな手を打っていったらいいのかというのを併せて進めて、次の作戦のときに御提案いただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 それと次、獣害についての情報共有の現状ということで、猟友会の方とお出会いしていろんな情報、お話をお伺いしたりします。それ以外にも、例えばこういうことをしたらイノシシってなかなか来にくいんだよとかという情報が、それぞれの農家の方ってお持ちや思うんです。そういうふうな情報を共有する場所というのか、機会というのかが提供できたらなと思ってて、三重県津市では住民組織の取組として広域的獣害対策の実践ということで、市が協力されて冊子にまとめとってんです。その冊子にまとめとっての中で、こんなことしたらイノシシが来なかったとか、例えば電気柵の設置をするときに、電気柵のあれってグラスファイバーでできてるんですけれども、グラスファイバーの足元を鉄のパイプで入れとったら草刈り機で刈ってもそこを刈らないとか、そういうのが書いてあるんです。 ですので、そういうちょっとした情報が農家の人の負担を少しでも減らしていくと思うので、そういうことも含めて今回提案させていただきましたので、またどのように進めたらいいのかも含めて御検討いただきたいと思いますので、要望としておきます。よろしくお願いします。 次、地元なんですけど、三津田地区の呑吐ダムの管理用道路、これについて市のほうにいろいろお話をお伺いしながら、市のほうから担当の所管のほうに言っていただいているところで非常にありがたく思っています。 呑吐ダムができてから一体何年になんねんと思いながら、それがそのまま、県の土地開発公社も土地を持ってるということですので、それがその土地開発公社が土地持ったまま塩漬けのまま、ずっとそのままだろうなというイメージを抱きながら、ちゃんと整備をしてほしいんです。整備をしてほしいというか、市会議員の僕が言うことではないかもしれませんけど、その辺しっかりと整備をしていただきたいなというのを思ってます。 さっきも最初の質問で登壇した中で言いましたけど、崖崩れがあって、その崖崩れがしっ放しで防護ネットが押しっ放しで道にはみ出してて、危険だからということで市の道路河川課が行って、何年か前にコーンを置いていただいてると。それも市役所にとっては具合悪いなと。ほんまはその管理者にちゃんと対応をしていただいて、危険でないようにしていただきたいなと思いますし、あそこは防犯上よろしくないですので、それに対しても議会で取り上げられたということも言っていただいていいと思うので、対応を引き続きスムーズに進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 次のスマートシティモデル地区についてなんですけれども、これはさきの議員の答弁でもありましたので、大体分かりました。スケジュールについても、それぞれの今まで市が取り組んでる事業を進めていくだけなので、そのスケジュールに合わせて成果を出されるように進めていっていただけたらええと思います。 デジタル窓口についても、期日を決められて適切に進められていると思いますし、デジタル窓口もそうですし、デジタルの推進ということで、先ほどスケートボードパークの話も出てましたけれども、今簡単にSNSで例えば利用者の登録とか、その日の利用人数を登録してもらったらすぐ人数が把握できるとかっていうのが普通に簡単にできますので、その辺も含めてまた御提案を関係課にしていただけたらありがたいなと思いますので、よろしくお願いします。 次が、文科省が取り組む特異な才能のある子どもへの支援ということで、これは国が次年度から取り組むということで、その様子を見て国から市のほうへも取組内容についてまたちゃんと説明があると思いますし、市も順次そういうふうに取り組んでいかなければいけないんだろうなと思いますので、その辺も柔軟に対応していっていただきたいと思います。 不登校児童生徒の人数推移についてなんですけれども、かなり多くなってきてて、適応教室に通われていた生徒さんが別室での登校についてはかなり頑張っていただいてて非常にありがたいなと思ってますし、そういうところがあるんだよと、そういうこともできるんだよということをお困りの皆さんに広く周知していただけたらありがたいかなと思います。 この不登校児童生徒の人数の上昇については非常に大きいなと思ってまして、これは何か今現在で、例えば原因とかは分かるんですか。 〔教育振興部長横田浩一登壇〕 ◎教育振興部長(横田浩一) 不登校児童生徒の増加の原因ということでございますが、これと断定というのは我々もなかなか難しくございます。といいますのは、不登校の原因というのはいろいろございまして、それがまた、一つではなくて複合的に絡み合ってるという場合もございます。例えば、発達に特性があって集団になじみにくいであるとか、コミュニケーションが取りにくいであるとか、あと家庭環境が複雑であるとか、あと学習面でしんどい思いをしているとか、あるいはまた、生活習慣の乱れで昼夜が逆転しているということであるとか、本当にいろんな要因が考えられますので、これとこれがというのは現在のところ、まだ断定というところまでは至っていないという状況でございます。 以上でございます。 ◆15番(大西秀樹議員) 議長。 ○議長(堀元子) 大西議員。 ◆15番(大西秀樹議員) すいません。そうですね、多様な方がいらっしゃるので、それぞれの特性というのをまとめるということは難しいかなと思います。不登校の方については全国的にそうなんですよね。ですので、それに対応していくしかない、その都度対応していかなければいけないんだろうなと思います。 国が次年度から進める事業についてもそういうふうな支援もあるかもしれませんので、積極的に活用していただきながら適切なサポートをしていっていただきたいと思います。 あと、この不登校の最後の4番目なんですけれども、不登校の子どもの支援に取り組むNPOなどとの連携の状況及び方針についてということで、今具体的に市内に3つあるってお話をお伺いしたんですけれども、その3つについては具体的に連携はされているという理解でよろしいんですか。 〔教育振興部長横田浩一登壇〕 ◎教育振興部長(横田浩一) 市内のNPOさんとの連携状況ということでございますが、具体的に定期的にという連携については現在はしているというような状況でございませんが、先ほど答弁を申し上げましたけども、ネットワーク会議というのがございまして、そこにそういうNPOの方も来られてますので、そこで情報共有をするということ、そしてまた、学校は不登校生のそれぞれの状況なんかも保護者の方等から聞いて把握しておりますので、必要に応じて保護者との話合いの中で、一度出席扱いできるのかどうかちょっと見に来てくださいと、そのような申出等がありましたら、そこに出向きまして確認もさせていただいたり、情報交換をしていると、そのような状況でございます。 以上でございます。 ◆15番(大西秀樹議員) 議長。 ○議長(堀元子) 大西議員。
    ◆15番(大西秀樹議員) ありがとうございます。 三木市のほうもガイドラインをつくられて、僕も拝見しました。令和4年3月にガイドラインをつくっておられて、こういうガイドラインにのっとってやられてるところについては、教員の免許を持っとる持ってないにかかわらず出席扱いにするということでお話をお伺いしました。 これは今後の話なんですけど、多分こういうふうな取組をされてる団体さんが出席扱いをできる団体かどうか、ちょっと僕は分かりませんけれども、そういうところとも相談しながらなんですが、そういう活動をしとられる方に対して補助なり支援なりという方法もあると思うんです。県内ではないようなんです。ただ、どういう補助かというと、その団体さんに対する補助もあるでしょうし、通学というのか、通われている利用者さんに対しての幾らかの補助というのも日本全国探したらありました。 ですので、今早急にということはないですけれども、当然三木市では適応教室というのもやられてますが、そこだけではカバーし切れない人数がこれから増えてくると思いますので、その辺もカバーできるように今後また検討課題として、検討いただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 〔教育振興部長横田浩一登壇〕 ◎教育振興部長(横田浩一) NPOへの補助、支援ということでございますが、そしてまた、その団体へ、あるいはまた、個人へということでございますが、今現在は三木市としても補助につきましてはしていないというような状況でございます。 本市としては、今不登校対策として様々な対策をしておりまして、今は例えば中学校内に別室を設けまして、そこで計画的に教室に入れない子の支援をしていくというようなことをメインに取り組んでおります。 ただ、現在学校に行く、行かないは別にしまして、不登校への支援ということにつきましては社会的な自立を目指すという大きな流れというふうになっております。そのためには、その子その子の状況に応じて別室がいいのか、適応教室がいいのか、あるいはフリースクールがいいのか、多様な学びの機会、あるいは選択肢を用意をしていくということが今後大切になってくるかと思いますので、議員おっしゃる点につきましては今後の検討課題とさせていただきたいと思っております。 以上でございます。 ◆15番(大西秀樹議員) 議長。 ○議長(堀元子) 大西議員。 ◆15番(大西秀樹議員) すいません、ありがとうございます。じっくりと慎重にまずは検討していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 最後です。妊婦等に対する補助制度についてということで、最後のこの母子モの活用状況及び検証スケジュールについてなんですけど、人数をお聞きし、先ほど教えていただいた700名程度で、1年まだたってないのかな、1年たったのかな、700名って非常に多いと思いますし、僕も母子モをスマホでダウンロードして使いました。面白いですよね。面白いという言い方がええのか、お母さんにとっては子どもの成長記録とかはそこで自分のアプリの中に入れれるし、子育て支援課からの情報もそこに来るし、子どもの情報も来るし、いろんな情報がプッシュ型で来るので、非常にすばらしいなと思ってます。 母子モを入れやすいのは赤ちゃんがおなかにいる方が入れやすいと思うんですけれども、それを子育て世代の方々にどんどん増やしていただきたいなと。そうすると、プッシュ型でアンケートとかを取ったりできるじゃないですか。だから、アンケートについてもできると思うんですが、アンケートできますよね。ちょっと教えてください。 〔健康福祉部長井上典子登壇〕 ◎健康福祉部長(井上典子) こちらからのアンケートということについても母子モのほうの機能でありますので、また、そういうことも使っていきたいと思っております。 以上です。 ◆15番(大西秀樹議員) 議長。 ○議長(堀元子) 大西議員。 ◆15番(大西秀樹議員) ありがとうございます。すいません。 母子モはアンケートもできるようなアプリですし、どんどん活用していただいて、今僕が質問しているようなことも、多分これでお母さんの生の声も返ってくると思うんです、ある程度の方については。ですので、積極的に進めていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 3番の乳房管理指導等助成ということで、償還払いと券というのか、助成券と併せて進めていくという、追加する方向で前向きに検討していただけるということで、非常にありがたく思います。 助成券を取り扱っているところは、例えば地元にはあるけれども里帰りしたときに助成券を使えへんところのほうが多いので、里帰りした方に対しては償還払いにするのは仕方がないと。ただ、そないして選択できるような制度をつくっていただきたいと思いますし、実際そういう声がありました。その声をちょっとだけ代表して御紹介させてください。この助成はありがたかったので続けてほしいですっていう意見とか、その反対になぜチケット制にしてほしいかということは、言いますと、ただでさえ寝不足で出かけるにも四苦八苦の時期にわざわざ市役所に行くのが手間で返金手続には行きませんでした。こういうお母さんの声がありましたので、御提案させていただきました。また検討をよろしくお願いしたいと思いますが、簡単に検討できそうやと思うんですけど、これって来年度ぐらいから進められるんですか。 〔健康福祉部長井上典子登壇〕 ◎健康福祉部長(井上典子) 乳房管理指導助成の助成券についても、今年度今からというのはなかなか難しいと思いますので、今後来年度に向けて、利用を可能としていただける対象の施設のことも当然ありますので、両方そのあたりの調整をしながらできるだけ早急に進めてはまいりたいと思います。 以上でございます。 ◆15番(大西秀樹議員) 議長。 ○議長(堀元子) 大西議員。 ◆15番(大西秀樹議員) ありがとうございます。 利用可能としていただいてる施設の方の声も聞きながら、併せて利用可能となる施設もできたら増やしていただけたら、お母さん方にとっても自分たちで適切なところを選択できると思うので、併せてよろしくお願いしたいと思います。 2番の妊婦健康診査費助成事業の助成券の額面についてなんですけれども、先ほどの北播磨では一番額面では高いということでお聞きしましたので、もっと自慢してください。なんですけれども、これで大体見直しの時期とか見直す基準とかというのは、もしあれば教えてください。これをいつ見直したのかというのも分かったら教えてください。 〔健康福祉部長井上典子登壇〕 ◎健康福祉部長(井上典子) 妊婦健康診査費助成については、先ほど答弁させていただきましたように、直近でいいますと平成28年に10万5,000円に増額をしています。先ほども申し上げましたように、北播磨管内で申し上げますと、三木市が一番金額が高いです。それ以上のところで申し上げると、例えば神戸市であったり明石市でありますと12万円というぐらいになってるんですけども、この金額の見直しについてはそれぞれの市の考え方にもなるとは思いますけども、今先ほど申し上げたように北播磨で一番高いということと、それから健診費用についての実際にどれぐらいかかるかっていう医療機関の金額等も考慮しながら、いつということはちょっと今明言ができませんけれども、また健診を受ける医療機関の金額等も見ながら今後検討してまいりたいと思います。 以上でございます。 ◆15番(大西秀樹議員) 議長。 ○議長(堀元子) 大西議員。 ◆15番(大西秀樹議員) 神戸市とか明石市はもう言わんでええと思う。三木市だけ自慢してください。 見直しの金額もまた慎重に関係機関等調査しながら進めていっていただきたいと思いますが、お母さん方からの意見をお伺いすると、この1万円、7,000円、4,000円、1,000円の金額の額面のチケットのうち、この4,000円チケットって使わないよねっていう意見が多かったんです。ですので、今後その辺の声も含めて検討していただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 最後、1番の産後ケア費の助成事業についてなんですけれども、この産後ケアっていうのは基本3回で延長が7回までっていう理解でいいんですか。 〔健康福祉部長井上典子登壇〕 ◎健康福祉部長(井上典子) 基本が何回ということではなくて、最大でというか、上限が7回にはしていますけれども、先ほども申し上げましたように、実際に利用された状況を見ながら、どれぐらいまで必要なのかなということで、まず私たちは最初3回一回行っていただいた上で、まだもう少し必要であればお母さん方とお話をする中、それからあと利用される施設との状況とかもお聞きする上で最終7回までという形でさせていただいているところでございます。 ◆15番(大西秀樹議員) 議長。 ○議長(堀元子) 大西議員。 ◆15番(大西秀樹議員) そしたら、3回で終わられた方とそれ以降継続された方の人数が分かったら教えてください。 〔健康福祉部長井上典子登壇〕 ◎健康福祉部長(井上典子) 実績ということで、昨年度、令和3年度の実績でお答えいたします。令和3年度の申請者の実績としましては、36人が申請をされました。なお、このうち実際に御利用された方は32名、3回までの利用で終了された方が16名、それ以外の16名、半分ですけども、その方たちは回数を延長されて16名のうち11名が7回の利用をされたということでございます。 以上でございます。 ◆15番(大西秀樹議員) 議長。 ○議長(堀元子) 大西議員。 ◆15番(大西秀樹議員) ありがとうございました。 36名が申請されて、32名が実際に活用されたということなんですけれども、どない言うんですかね、役所から、健康福祉部の担当から、保健師さんからどうですかっていうお問合せがあるんですよね。お問合せがあって、産後のお母さんが、若いお母さんは、若いってごめんなさい、語弊がありました。産後のお母さんが子育てでいっぱいで自分が疲れているときに、結構プレッシャーに感じると思うんです、どうですかとか。できたらプレッシャーを感じずにお母さんの思いで、例えば自分やったらもうこれぐらいで大丈夫かなとか、もう少し利用したいなとかということができたらいいのかなと思うんですけれども、そういうことは難しいんですか。 〔健康福祉部長井上典子登壇〕 ◎健康福祉部長(井上典子) 今のそのプレッシャーというのは、3回終わった後にあともうちょっと延長しますかどうかということを聞かれたら、プレッシャーを感じるということでの御質問でしょうか。 この対応をしておりますのは保健師であったり助産師であったり、やっぱりそれは出産されたお母さんに最も気持ちが寄り添えるような専門職でありますので、そのあたりのところは十分に配慮しながら聞き取りであったりもさせていただいておりますし、また、実際に先ほども申し上げましたように、利用された施設の方、そちらの助産師さんであったりっていう、看護師さんであったりという、実際にお母さん方と対応された方からのお話も両方をお聞きする中で判断をさせていただいておりますので、もうこれはあなたいいですよみたいな、そういうどちらかというとやめるような方向に持っていくような話というよりは、逆にお産されてすぐのしんどいときの利用のほうがどちらかというと多いのかなと思いますので、少し慣れていただいて、先ほど申し上げた半分の方については終了ができたのかなというふうに私たちは理解しておりますので、もうこれ以上使うてもろたらあきませんみたいな、そういうような対応はこちらのほうとしてはしていないということで御理解いただけたらと思います。 以上でございます。 ◆15番(大西秀樹議員) 議長。 ○議長(堀元子) 大西議員。 ◆15番(大西秀樹議員) ありがとうございます。 そしたら、不安に思っておられるお母さん方は最大7回まで使えるから安心して相談して、相談があったときに、できたら7回まで使いたいとかっていう話をさせてもらうようにしたいです。助産師さんからも、心配なお母さんに対してはそういうふうな取組をさせていただいたらええと思います。 あと、三木市の産後ケア費の助成の事業の御案内というところのペーパーを見ていると、利用日数のとこなんかは上限ありで米印なんです。ほかの近隣の地域を見てると、例えば原則7日以内とか原則6泊7日以内とか、こういうようなふうに具体的にちゃんと書いてあるんです。僕がお母さんやったとしたら、当然話も聞くけれども、この書いたものを見て、上限ありで米印、これでまた電話して聞かなあかんのかと思ってまうんです。 事実が原則7日以内とかということやったら事実をちゃんと書かれて、どっちで説明されてもそごのないようにされてたほうがええと思います。そうすると、お母さんのハードルも少しは下がると思うんです。お母さんはそれでなくてもしんどいんでしょ。私は子育ては家内に任せてましたので、今ここで反省して、その思いを込めてお伝えしてるんですけど。 なのでその辺、お母さん方の気持ちを察していただいて、どこで見ても同じ情報がちゃんと手に取って分かるというふうにしていただきたいと思いますし、この事業の御案内の上では、三木市では産後に家族等から十分なサポートを受けることができないお母さんと赤ちゃんでということが書いてあるんです。これを見ると、家族等から十分なサポートを受けることができない。ここで、どういうことなんだろうってまた思うわけじゃないですか。これは具体的に言うとどういうことなのか、ちょっと教えてもらえませんか。 〔健康福祉部長井上典子登壇〕 ◎健康福祉部長(井上典子) 私どものチラシ、この事業の御案内にあります出産後に家族等から十分なサポートを受けることができないという部分に関しては、おじいちゃん、おばあちゃんとか祖父母のいらっしゃる家庭であったりとか、そういうことであったとしても、近頃でしたらそういうサポート、従来でしたら祖父母の方がいらっしゃってサポートが受けれた場合もありますが、今は同居をされていたりとか、例えば里帰りだったり、近居、近くにそういうお手伝いをされてる御両親がいらっしゃる場合であったとしてもお手伝いできないっていう場合もありますので、そこら辺も含めたサポートできない、広く考えていますし、また、パートナー、お父さんになる人もお仕事をされていて昼間育児に一緒に参加できないという方も当然いらっしゃるので、そこも含めたどういう御家庭であってもという意味では書いてるんですけども、先ほど議員おっしゃったように、そこにハードルを感じていらっしゃる方があるということで、そういう御意見もありますので、またそのあたりのことについては、ここは誤解のないような書き方はしていく必要があるのかなと思っています。 以上でございます。 ◆15番(大西秀樹議員) 議長。 ○議長(堀元子) 大西議員。 ◆15番(大西秀樹議員) よろしくお願いします。表記の仕方だけではないですよ。その表記の仕方に対して、皆さんが市民に対してどういう思いで接しているかというのは、そこが僕は大事やと思ってて、そこをちゃんと考えていただくと表記の仕方も変わってくるので、それを検討していただきたい。 どない言うんですかね。すいません。ガイドラインがあって、産前・産後サポート事業ガイドライン、産後ケア事業ガイドラインっていうのがありまして、ここでは対象者ということで、利用者の決定に当たっては仮に母子に同居家族が存在しても、産婦や乳児に対する支援を十分に行うことができないことも想定されることに鑑み、同居家族の有無等にかかわらず支援が必要と認められる場合には積極的に事業の利用を勧奨することが望ましいと書いてあるので、ですのでその辺も検討いただいて積極的に進めていただきたいと思いますし、それについては神戸市は対象者をもう省いてるんです。優しいんだろうなと思います。 ですので、そういうところもしっかりと庁内、関係者含めて議論いただいて、改善に向けて取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いします。 私の質問はこれで終わりにいたします。ありがとうございました。 ○議長(堀元子) 以上で通告による発言は終わりましたので、これにて質疑及び一般質問を終結いたします。 ただいま議題といたしております議案のうち、第44号議案、三木市太陽光発電施設の設置に関する条例の制定についてから、第52号議案、令和4年度三木市学校給食事業特別会計補正予算(第2号)までの以上9件は、お手元に配付いたしましております議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会へ付託いたします。 次に、第53号議案から第59号議案までの以上7件、すなわち令和3年度各会計の決算認定については、慎重なる審議を要しますので、本件は議員8名をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに審査を付託して、市議会閉会中も審査を継続いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀元子) 御異議なしと認め、さよう決します。 なお、決算特別委員会の委員については、委員会条例第7条の規定により、議長から指名いたします。 決算特別委員は、12番、板東聖悟議員、16番、新井謙次議員、17番、古田寛明議員、18番、草間透議員、23番、松原久美子議員、25番、岸本和也議員、26番、藤本幸作議員、28番、初田稔議員、以上8名であります。 以上、指名いたしましたとおり決定して御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀元子) 御異議なしと認めます。よって、決算特別委員は議長指名のとおり決定いたしました。               ──────◇◇────── △散会 ○議長(堀元子) この際、お諮りいたします。 明15日から28日までの14日間、本会議を休会し、議案付託表のとおり各常任委員会において審査願うことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀元子) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 次の本会議は9月29日午前10時から再開いたします。 本日はこれにて散会いたします。                〔午後1時49分 散会〕 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。              三木市議会議長     堀     元  子              会議録署名議員     大  西  秀  樹              会議録署名議員     松  原  久 美 子...